トップページ > 歯のしくみ> 歯の構造


スポンサードリンク

歯の構造

歯冠(しかん)
歯をこけし人形にたとえると頭の部分で、エナメル質で覆われています。


歯根(しこん)
歯の胴体の部分。歯ぐきや歯周組織に覆われていて、X線検査で見ることが出来る部分です。

エナメル質
歯冠の表面を覆っている部分。なんと人間の身体の中で最も固い部分。もちろん骨よりも固くて丈夫。リン酸カルシウムからできているので、酸が弱点!乳酸のような酸でも溶けやすい。

GUM06_CL23005.jpg

象牙質
歯の大半を形成している中心的な組織。
象牙質は黄白色かクリーム色です。自分の歯の色ですね。
象牙質の上に先ほどの丈夫なエナメル質が覆いかぶさっています。
食物や歯ブラシが触れる刺激や温度差に敏感な象牙質です。
虫歯でエナメル質が露出したりすると痛みやしみたりします。


歯髄(しずい)
歯の神経のことをいいます。歯の中心部の歯髄腔の中にあり、神経や歯の栄養を管理する血管、象牙質をつくる細胞がなどからなっています。
よく、神経を抜くといいますが、この歯髄をとった歯は、健康な歯に比べて細菌におかされやすく、短命に終わることが多いです。

セメント質
歯根の表面を覆っている組織で骨とよくにています。歯と歯周組織の両方に属します。
このセメント質がはがれると冷たい水やアイスを食べたときに歯がしみるといった「知覚過敏」の原因になります。


スポンサードリンク